研究開発

技術革新が弊社の哲学です

特殊鋼は将来性のある材料です。今日よりも高純度,高硬度,高靭性,高強度な全く新しいタイプ材料が未来のハイテク産業において重要な役割を果たします。既に市場で成功を収めた材料もありますが,弊社の研究部門では各種の材料の開発が進められています。

技術革新はボーラーの伝統であり,常に企業戦略の中核を担ってきました。国内外における300件以上の特許が弊社の研究開発部門の実績を証明しています。


化学研究室

弊社の化学研究室は生産部門に対し,プロセス制御,製品の認証,環境モニタリングに必要な重要な情報を提供しています。

鉄鋼材料,非鉄金属,原材料,および特殊鋼の製造に付随した製品の化学成分を分析するために,弊社では無機化学分析法を用いています。

 

プロセス分析と固体解析

業務内容:最大限の精度で,より迅速に分析結果を得ることを目的とした固体サンプルの分析。

手法:X線分析,スパーク分光分析,燃焼法,溶解抽出法。

 

湿式化学分析

業務内容:サンプルの微量分析と分析困難な基材の主成分および副成分の同定,固体分析用の校正サンプルの認証と標準物質の提供,特殊な原材料と廃棄物の分析,環境関連サンプルの分析。

手法:最先端の分光分析,質量分析,クロマトグラフィーと組み合わせた一般的な湿式分析法。

 

腐食試験

業務内容:鉄鋼と合金の腐食試験。

手法:一般的な腐食,粒界腐食,応力腐食破壊,孔食腐食に対する耐食性を評価するための国際標準と特別な規制に準拠した様々な手法(電気化学的試験法を含む)。

機械的および工学的材料試験

業務内容:機械的性質の確認

手法:国際標準と規制に準拠した鉄鋼材料および非鉄材料の引張試験,熱間引張試験,衝撃試験,応力破断試験,およびブリネル,ロックウェル,ビッカース硬さ試験。


金属組織観察

業務内容:検査基準と顧客仕様に基づきサンプルおよび部材のミクロ組織の確認(試料調製,エッチング,写真撮影を含む)。

手法:ミクロ組織,結晶粒度,清浄度,脱炭層などの確認。


熱処理

業務内容:お客様の要求に応じたサンプルと部材の熱処理。

手法:システムによって制御されている実験炉(大気炉,真空炉,一部ソルトバス)での熱処理,残留オーステナイトを変態させるためのサブゼロ処理。焼入れ媒体として水と油が利用可能。

 

金属&物理研究室

業務内容:熱間成形シミュレーション,示差熱分析,熱膨張試験,熱処理・成形シミュレーション、TTTおよびTTA曲線の作成,サブゼロ処理のシミュレーション,線膨張率係数測定,再結晶および析出過程の調査。

手法:ミクロ組織観察,破面観察による材料解析と破損要因解析,走査電子顕微鏡法を用いた非金属介在物の定性分析,軟磁性材料等の物性値の測定,ひずみゲージを用いた応力ひずみ解析,X線回折(残留オーステナイト測定と相解析)。


 

弊社の使命:

「お客様に常に最高のソリューションを提供するため,弊社は製品と製造プロセスの開発と最適化を続けること」。この使命の基盤となるのは,弊社の有能な研究者と専門知識のグローバル・ネットワークです。国内外の大学,工業専門学校,研究機関との相互協力,および広範な工業分野における主要なお客様との緊密なパートナーシップに基づく技術開発もこれに含まれます。 弊社の研究開発プログラムは主に,弊社が最も得意とする事業分野である工具鋼,高速度鋼,および技術要求レベルの高い特殊鋼に集中しています。製品と製造プロセスの開発が中心で,市場の期待や刻々と変化するお客様のニーズに効率的に応えることを目標としています。